心の余裕がなくなってしまっているあなたへ。

もっとクリエイティブな自分でいたいのに、やるべきこと、考えなきゃいけないことが多すぎる。

何かしら自分を変えたいと思った時に、○○したいけど、やるべきことが多すぎて余裕がない!状態になりがちなのは良くある話です。

そんな、にっちもさっちもいかなくなっているあなたに試してもらいたい、明らかな効果を実感できて、今すぐ取り組める最善の方法があります。

それは、「頭の中を空っぽにする」ということ。

これは以前の記事で触れたGTD(Get Things Done)というタスク管理・目標管理手法の第一段階に位置づけられているアクティビティで、僕も日常に取り入れています。
GTD再開しました ~自分と対話しながら確実に前進するための最強のフレーム~

普段、あなたの脳には色々な情報が所狭しと散りばめられていて、

あ、今週中に取引先のAさんに連絡しないと。
はぁ今日は上司に怒られて凹んだなぁ。
後で提案書の3ページ目を修正した方がいいかな。
さっき雑誌で見たレストランが良さげだな、後でHPを見てみよう。
そうだ、トイレットペーパー買って帰らなきゃ。
明日は友人の誕生日だから日付が変わる頃にメッセージを送ろう。

なんて具合じゃないでしょうか。

あなたの脳はこれらの「気になること」を忘れないよう記憶に繋ぎとめる努力していて、その為に多くの意識が割かれています。

それらはさっさと頭の外に追いやって、思考のスペース、例えるなら資料を並べられる作業台を作りましょう。ということです。

いつでもアイデアを出せる状態=脳が空っぽでストレスフリーな状態

アイデアの源泉は脳のストレスフリーな状態なくしては成り立ちません。

アメリカ広告業界の重鎮であるジェームス・W・ヤング氏は著書『アイデアのつくり方』のなかで、
「新しいアイデアを創造するプロセス」を説明するのは簡単だと主張しています。

アイデアを生み出すためのプロセスをとても丁寧に説明してくれる著書ですが、僕が注目したのは「アイデアを生むための2つの原則」です。

アイデアは古い要素の新しい組み合わせであり、それ以上でもそれ以下でもない
古い要素から新しい組み合わせをつくる能力は、おもに関連性を見極める能力によって決まる

引用元: ジェームス・W・ヤング『アイデアのつくり方』

これって、端的に言うと

いきなり”全く新しいもの”なんて出てこないよ。
古い要素を取り出してくっつけると新しく見えるよ。

になります。(ちょっと無理やり?)

なので、あなたの周りにいるであろうアイデアマンの頭の中はいつも斬新なアイデアで詰まっているわけではないということ。
彼・彼女らは、過去に取り込んだ要素を適切に引き出し、つなぎ合わせる能力に長けている、となります。

当然、 古い要素を記憶から適切に引き出して関連させることは技術が必要なわけですが、
その一方で、その作業の土台となるのは、スムーズにそれら要素を並べられる片付けられた脳の作業台です。

脳内が空っぽな状態はアスリートの筋肉弛緩に似ている

pic-post-gtd-1st-3身体がベストパフォーマンスを発揮すために必要な条件として「筋肉の弛緩(ゆるみ)」が重要だということは近年のスポーツ科学界隈でよく言われている話です。

僕は、「脳が空っぽ」な状態がこれに似ていると感じていて。

時々刻々と変化する状況に応じて、
瞬発的に筋肉の能力を最大化させる
即座に頭の中の記憶を引き出し活用する

筋肉と脳を対比させることはいささか反論もあるとは思うけれど、

筋肉の弛緩という「力学的」空白と、
頭の中が空っぽという「意識的」空白は、

ともにその能力を最大化するストレスフリーな状態という観点で非常に似たケースだと考えています。

ビジネスシーンに適用すると、それは人生の分かれ道になる

自分事になりますが、こと、ビジネスにおいてはこの”脳がストレスフリーな状態”を維持する事が成功と失敗の分かれ道になると感じています。

例えば、今、目の前にあなたの見込み客がいるとして、
あなたに悩みを打ち明けたとします。

その多くの場合、あなたの未来を分けるのは3秒です。

見込み客「最近、○○に向けた○○の売り上げが鈍ってきてて・・・」
あなた「うーん、なかなか難しい問題ですよねぇ」

なんてやり取りしているうちは信頼を勝ち得るなんて、まず絶望的で。
一方で、

見込み客「最近、○○に向けた○○の売り上げが鈍ってきてて・・・」
あなた「そうですね。その市場が反応するベネフィットが変わってきてるかもしれないですね。例えば、商品コンセプトを○○に変えて訴求方法を変え、市場をずらして○○市場に対してテストマーケティングしてみては?」

などの簡単な提案を3秒で出来れば全く話は違ってくるわけです。
見込み客が、あなたに悩みを打ち明けるまで心を許した後に、この3秒の提案ができるかできないかであなたの未来は決まってしまいます。

もちろん、下地となる知識は必要になるわけですが、時間をかけてせっせと頭に詰め込んだそれらの知識も、
適切に”瞬発的”に引き出せなければまるで意味がなくなるわけです。

成功の最大の分岐点はココにあると僕は感じています。

頭をからっぽにするためにすべきことはとてもシンプル

pic-post-gtd-1st-2じゃあ、具体的にどうするんだというはなしですが、やるべきことはとてもシンプルです。

”まさに今”、気になっていることを全部書き出す。

それだけ。

気になっていることを全部ノートに書きだしてください。
そして、心の中で「はい、この件は終わり。」とつぶやいて、さっさと忘れることです。

とてもシンプルです。

気になることができたらいつもこれをやってください。

僕が取り組み始めた当初は、書き出したノートを眺めて、自身の想像を超えて、様々な”気になること”が頭の中を占めていたことに驚きを覚えたものです。

書き出す先の選び方

先ほどは例としてノートを挙げたのですが、別に書き出す先は何でも良いです。
僕の周りの友人は、付箋紙だったり、手帳だったり、スマホのメモ帳だったりとそれぞれ使いやすいツールを選択しています。

※ちなみに、僕はiPhoneのリマインダーアプリを使っています。

アウトプット先を選ぶ際に優先すべきことは、いつも同じものを選ぶということです。

幾つもの書き出し先を持っていると、何がどこにあるのかわからない状態になりますし、
せっかくの”気になること”は永遠に失われてしまうかもしれません。

だって、それはもうあなたの頭の中にはないのだから。

まとめ

さてさて、色々書きましたが、言いたいことは多くありません。

・頭をストレスフリーな状態にしておく
・気になることが出来たらすぐに書き出す
・いつも同じ場所に書き出す

です。

話をずいぶん戻してみると、僕はGTDの最初のSTEPとして「頭を空っぽにする」話をしました。
この記事で語った通り、それだけでも十分価値のあることなのですが、
さらに書き出した”気になること”を整理することであなたの人生は加速すること間違いなしです。

先のSTEPはまた後日に。

ではでは、よい旅を。